さて、当 互興運輸株式会社は、昭和25年3月、横浜中華街の一角に岳父岡部保によって設立されました。爾来、半世紀以上に亘り、横浜港、東京港、千葉港において、貿易貨物の取扱サービス全般を荷主の皆様にご提供してまいりました。港湾運送事業、貨物自動車事業を礎とし、通関業、倉庫業を主軸とした総合物流業として、現在の互興運輸がございます。

この間、社会、経済の進展とともに、物流業は大きな環境変化の波に揉まれてきましたが、創業以来培ってきた伝統の“新しいものへの果敢なチャレンジ”精神、品質第一を旨とした経営方針を貫きながら、荷主様のニーズにお応えしてまいりました。

一方、近年の世界情勢から、貿易物流には一層のセキュリティ確保が求められており、WCO（世界税関機構）がサプライチェーンの安全と貿易円滑化を目的とした基準を設けました。我が国でAEOと呼ばれている制度です。この基準に則り、当社は、通関申告を含む貿易物流の諸手続き、諸法令に基づいた社内規則の整備とその運営体制等が確実であると認められ、平成22年に横浜税関で10者目（全国で78者目）の特定保税承認者、平成24年には同じく８者目（全国で58者目）の 認定通関業者となりました。

コンプライアンスは今や業種業態を超えた経営の根幹であります。当社は、そのお墨付を戴いたAEO事業者として、これからも荷主様のニーズに即応した物流サービスをご提供し、荷主様とともに歩み続ける物流事業者でありたいと考えております。

今後とも、互興運輸株式会社にご期待戴ければ幸甚に存じます。

互興運輸株式会社代表取締役社長　德橋三郎